読ん読く 特攻の真意 大西瀧治郎はなぜ「特攻」を命じたのか 日本を太平洋戦争に突入させたのは軍部。こういった認識が主流となって久しい。しかし、私の理解では非難されるべきは軍部だけではない。マスコミによる煽動も同じく日本を敗戦に陥れた元凶だと思う。同時に、その煽動に安易に乗せられた大衆にも責任の一端は... 2017.01.22 読ん読く
読ん読く ソロモンの偽証 第Ⅲ部 法廷 第三部は、初公判から閉廷に至るまでの裁判の過程が描かれる。ど素人の中学三年生による裁判が果たしてうまくいくのか。著者はその部分をどのように書き切るのか。本書の筋や真相だけでなく、著者の手腕に興味は尽きない。中学生が中学生だけで裁判をやりきる... 2017.01.15 読ん読く
読ん読く ソロモンの偽証 第II部 決意 第一部の最後は、藤野涼子による決意の言葉で締められた。第二部は、その決意の提案から始まる。城東第三中学校では、恒例行事として三年生が卒業制作を行うことになっている。その卒業制作を学校内裁判を開くことに充てたい、というのが藤野涼子の提案だ。優... 2017.01.14 読ん読く
読ん読く ソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件 厨二病という言葉がある。生真面目に直訳すれば、中学二年生病となろうか。その年代に特有の情動が不安定な様子を指す言葉だ。いわゆるネットスラング。野暮を承知で由来を書くと、中学生を馬鹿にして中坊と呼び、それを一括で漢字変換すると厨房。「厨」房の... 2017.01.13 読ん読く
映画を観、思いを致す 海賊とよばれた男 原作を読んだ時には泣かなかったのに、スクリーンの本作に泣かされた。観る前の私の耳にちらほら漏れ聞こえてきた本作の評は、原作に比べてだいぶ端折られている、とか。果たして原作の良さがどこまで再現されているのか、不安を感じながら本作を観た。そして... 2017.01.08 映画を観、思いを致す
物申す 日本の未来は暗いという新成人へ 日本の未来は暗い。成人の日を前に、マクロミル社が新成人にアンケートをとったそうです。その結果、「あなたは、「日本の未来」について、どのようにお考えですか。」という問いにたいし、67.2%の人が「暗いと思う」「どちらかといえば、暗いと思う」と... 2017.01.06 物申す
kintone エバンジェリスト 2017年の抱負 新年明けましておめでとうございます。晦日にアップした投稿にも書かせて頂きましたが、昨年度は皆さま色々と有難うございました。今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速するべく、努力を惜しまず進みたいと思っております。今年... 2017.01.01 kintone エバンジェリスト
まとめ 2016年のまとめ function hyoji(){ var element=document.getElementById("eventlist"); if(element.style.display =="none") { element.style.d... 2016.12.31 まとめ
読ん読く 日本辺境論 日本を論じるのがもっとも好きな民族は日本人。良く聞くフレーズだ。本書にも似た文が引用されている。はじめに、で著者は潔く宣言する。本書もまた、巷にあふれる日本論の一つに過ぎないことを。そして、本書の論考の多くは梅棹忠雄氏や養老孟司氏ら先人の成... 2016.12.31 読ん読く
読ん読く 戦場に散った野球人たち 東京ドームに併設されている野球体育博物館。私が毎日通っても飽きないと断言できる博物館の一つだ。だが、忙しさのあまり、なかなか訪れる暇がない。本書を読み終えた時点では、最後に訪れてから10年以上経っており、生涯でも二三度しか訪問できていなかっ... 2016.12.22 読ん読く