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坂の上の雲(七)

ついに本書は日露戦争の、そして世界史上でも最大の会戦である奉天会戦にたどり着いた。黒溝台付近の海戦では、臨時に編成された立見尚文中将が率いる鴨緑江軍の活躍とロシアの満州軍の二人の将軍が反目しあった事によって、かろうじて陸軍は戦線を維持できた...
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坂の上の雲(六)

本書を通して著者は、日露戦争で陸海軍の末路が太平洋戦争の敗戦にあることを指摘する。さらに著者は、このころの陸軍にすでに予断だけで敵を甘く見る機運があったことも指摘する。例えばロシアの満州軍は、厳冬のさなかには矛を収めるはずという予断。その予...
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坂の上の雲(五)

前巻から続く旅順攻略の大苦戦。朝日を拝んでまで人を超えた力を望んだ児玉源太郎の苦悩は晴れない。悩んだ挙げ句に、児玉源太郎はついに大山元帥に申し出る。第三軍の指揮権を児玉参謀に委任する一筆をもらうことを。そして委任状を懐に忍ばせ、旅順へと向か...
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坂の上の雲(四)

本書では日露戦争の最初の山場が描かれる。それは黄海海戦と沙河会戦、そして遼陽会戦だ。黄海海戦は、ロシアの旅順艦隊にとって惨々たる結果となった。もちろん日本にとっても。それまでは旅順港外での小規模な戦いや機雷の敷設の応酬があったとはいえ、戦い...
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坂の上の雲(三)

ロシアの南下の圧力は、日本の政府や軍に改革を促す。そんな海軍の中で異彩を放ちつつあったのが秋山真之だ。彼は一心不乱に戦術の研究に励んだ。米西戦争の観戦でアメリカに行っていた間もたゆまずに。つちかった見識の一端は米西戦争のレポートという形で上...
まとめ

2020年1月のまとめ(個人)

今年から、毎月ごとに個人と法人を分けてまとめを書きます。公私の「私」●家族とのふれあい§ 総括 今年は、一年のはじまり。そして結婚21年目です。そんな今月も、うちの家族にはさまざまなイベントが発生しました。今月も実はいろいろとアクシデントが...
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坂の上の雲(二)

本書では日清戦争から米西戦争にかけての時期を描いている。その時期、日本と世界の国際関係は大いに揺れていた。子規は喀血した身を癒やすため愛媛で静養したのち、小康状態になったので東京に戻った。だが、松山藩の奨学金給付機関である常盤会を追放されて...
アクアビット航海記

アクアビット航海記-リモートワークの効用

「アクアビット航海記」の冒頭では十回分の連載を使い、起業の長所と短所を述べました。本稿ではその長所となる自由な働き方を実現する上で欠かせない基盤となるリモートワークについて語りたいと思います。そもそも、私自身の「起業」に最大のモチベーション...
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坂の上の雲(一)

海上自衛隊の横須賀地方総監部の見学に訪れたのは2017年の秋のこと。その時、護衛艦「たかなみ」に乗船させていただいたが、たかなみに乗るまでの時間が空いてしまい、先に「三笠」見学に訪れた。三笠公園は、横須賀地方総監部から30分ほど歩いた場所に...