映画を観、思いを致す

信虎

友人に誘われて観劇した本作。正直に言うと武田信虎の生涯のどこを描くのか、上映が始まる前は全く見当が付かなかった。そのため、私の中で期待度は薄かった。ところが本作はなかなか見どころがあり面白かった。本作が描いた信虎の生涯。私はてっきり、嫡子の...
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太陽の簒奪者

ハードSFは読んでいる間は楽しく読めるのだが、読み終えるとなぜか中身を忘れてしまうことが多い。本書も同じだった。設定や頻出する英文字略語、登場人物などは真っ先に忘れる。それらが失われると、筋の運びすらバラバラに解けていく。本書については、あ...
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成功している人は、なぜ神社に行くのか?

本書は、神社に祈ることの効用を勧めている。その中にはスピリチュアルな視点も含んでいる。本書が説く効用とは、端的に成功を指している。成功とは政治や経営なども含め、人を統率し、その名を天下に残すことにある、と考えてよいだろう。古今、天下人の多く...
kintone Café

kintone Café JAPAN 2021でミッションに挑みました

11/13に催されたkintone Café JAPAN 2021は、全国のkintoneユーザーや技術者有志が集まるイベントです。有志によって運営されています。毎回、さまざまな趣向をこらしたイベントが行われ、kintoneを愛する人々の知...
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タイタンの妖女

著者の名前は前から知っていた。だが、きちんと読んだのはひょっとすると本書が初めてかもしれない。本書のタイトルにもある"タイタン"は、爆笑問題の太田さんが所属する事務所は本書のタイトルが由来だそうだ。著者のファンである太田さんに多大な影響を与...
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アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書

経済学の本をもう一度読み直さなければ、と集中的に読んだ何冊かの本。本書はそのうちの一冊だ。新刊本でまとめて購入した。前から書いている通り、私には経済的なセンスがあまりない。これは経営者としてかなりハンディキャップになっている。私だけでなく妻...
まとめ

2021年10月のまとめ(個人)

公私の「私」●家族とのふれあい§  総括 コロナウィルスの影響が残っています。少しずつ落ち着いてきたと思ったところで、月初から秋の花粉で咳が止まらなくなりました。さらに二回目のワクチンを10/5にうち、その副作用で少し調子を落としました。私...
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もっと遠くへ 私の履歴書

本書を読む少し前、Sports Graphic Numberの1000号を買い求めた。そこには、四十年以上の歴史を誇るNumber誌上を今まで彩ってきたスポーツ選手たちの数々のインタビューや名言が特別付録として収められていた。その中の一つは...
映画を観、思いを致す

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~

本作を映画館で見られてよかった。心底そう思った。もともと聴覚に関心があった私は、本作に対してもほのかにアンテナを張っていた。昨日になって上映がまもなく終わると知り、慌てて劇場に行くことに決めた。もし間に合わずにテレビやパソコンで見たら、本作...
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ほら男爵 現代の冒険

著者の作品を読むのは久しぶりだ。しかも本書は多数のショートショートを集めたものではなく、長編小説の体裁をとっている。私は今までに著者の長編小説を読んだ記憶が思い出せない。ひょっとしたら初めてかもしれない。ほら男爵。シュテルン・フォン・ミュン...