読ん読く

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

本書は、経済関係の本を読む中で手に取った一冊だ。新刊本で購入した。タイトルの通り、本書は父から娘に向けて経済を解説すると体裁で記されている。確かに語り口こそ、父から娘へ説いて教えるようになっているが、内容はかなり充実している。まさに深く、壮...
読ん読く

太陽の子

本書は、関西に移住した沖縄出身者の暮らしを描いている。本書の主な舞台となる琉球料理屋「てだのふあ・おきなわ亭」は、沖縄にルーツを持つ人々のコミュニティの場になっていた。そのお店の一人娘ふうちゃんは、そのお店の看板娘だ。本書は、小学六年生のふ...
まとめ

2021年9月のまとめ(個人)

公私の「私」●家族とのふれあい§  総括 ついにコロナウィルスにかかってしまいました。1日から12日まで。ずっと家にいました。かなりしんどかったですね。私の感染から回復までの経緯については、「コロナ感染記」のブログをご覧ください。また、8月...
kintone Café

kintone Café 神奈川 Vol.9を開催しました

九月二十八日にkintone Café 神奈川 Vol.9を開催しました。qloba上の公式サイト。前々回のVol.7の中で、これからはkintone Café 神奈川は3カ月おきに開催する、と申し上げました。なんとかその約束を守れました。...
日々の潤い

私の中身は空虚なり(沢庵和尚の騒々しいお墓)

令和三年、夏から秋にかけて、私の個人的な境遇に変化がありました。自分の誕生した病院を訪れたことや、死の恐怖に怯えたこと。そしてその十日後にコロナに感染したこと。山で遭難して野宿したこと。それらの経験は、私に人生の深さと自分の無知をあらためて...
日々の潤い

コロナ感染記

9月1日(水曜)。この日はサテライトオフィスで作業と三件の打ち合わせを予定していました。いつもは家から最寄駅までバスで向かうのですが、この時なぜか車で向かったのは、何かの虫の知らせだったのでしょうか。3.11の時、常駐先に行かず家で仕事をし...
アクアビット航海記

アクアビット航海記 vol.36〜航海記 その21

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読ん読く

日本書記の世界

令和二年。日本書記が編纂されて1300年。その年に日本書紀を解説する久野先生の講演を聴く機会をいただいた。講師の後、久野先生ご自身が書物に署名してくださる機会にも恵まれた。久野先生の日本書記にかける熱い思いは、私に日本書紀の世界への興味を抱...
読ん読く

その後の鎌倉 抗心の記憶

本書の出版社は山川出版社だ。こ存じの方も多いと思うが、高校の世界史と日本史の副読本でお馴染みだ。そんな本書が取り上げるのは、タイトルの通り鎌倉の街についてだ。イイクニツクロウ鎌倉幕府。誰でも知っている1192年の鎌倉幕府成立の年号を語呂合わ...
読ん読く

日本昔話百選

日本昔話と言えば、私たちの子どもの頃は市原悦子さんのナレーションによる土曜夜のアニメがおなじみだった。よくテレビで見ていたことを思い出す。また、子どもの頃、わが家には坪田譲治氏によって編纂された日本昔話の文庫本があった。私はこれを何度も読み...