映画を観、思いを致す

神在月のこども

実は本作の存在を知ったのは、劇場に入る数時間前のことだ。それまで、本作を見に行く予定どころか、映画館に行くつもりすらなかった。ぶっつけ本番で見た本作だが、とても面白かった。それは、旅が好きで神社によく参拝する私の嗜好に合っていたからだと思う...
読ん読く

煙草おもしろ意外史

なぜ本書を読もうと思ったのか。正直あまり覚えていない。ふと積ん読の山の中からタイトルに目を留めたのだろう。普段から私がタバコを含む嗜好品の歴史について関心を持ち続けていたからかもしれない。本書はタイトルだけで判断すると、お気軽に読めるタバコ...
読ん読く

破れた繭 耳の物語 *

耳の物語と言うサブタイトルは何を意味しているのか。それは耳から聞こえた世界。日々成長する自分の周りで染みて、流れて、つんざいて、ひびいて、きしむ音。耳からの知覚を頼りに自らの成長を語ってみる。つまり本書は音で語る自伝だ。本書は著者の生まれた...
読ん読く

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

本書は、経済関係の本を読む中で手に取った一冊だ。新刊本で購入した。タイトルの通り、本書は父から娘に向けて経済を解説すると体裁で記されている。確かに語り口こそ、父から娘へ説いて教えるようになっているが、内容はかなり充実している。まさに深く、壮...
読ん読く

太陽の子

本書は、関西に移住した沖縄出身者の暮らしを描いている。本書の主な舞台となる琉球料理屋「てだのふあ・おきなわ亭」は、沖縄にルーツを持つ人々のコミュニティの場になっていた。そのお店の一人娘ふうちゃんは、そのお店の看板娘だ。本書は、小学六年生のふ...
まとめ

2021年9月のまとめ(個人)

公私の「私」●家族とのふれあい§  総括 ついにコロナウィルスにかかってしまいました。1日から12日まで。ずっと家にいました。かなりしんどかったですね。私の感染から回復までの経緯については、「コロナ感染記」のブログをご覧ください。また、8月...
kintone Café

kintone Café 神奈川 Vol.9を開催しました

九月二十八日にkintone Café 神奈川 Vol.9を開催しました。qloba上の公式サイト。前々回のVol.7の中で、これからはkintone Café 神奈川は3カ月おきに開催する、と申し上げました。なんとかその約束を守れました。...
日々の潤い

私の中身は空虚なり(沢庵和尚の騒々しいお墓)

令和三年、夏から秋にかけて、私の個人的な境遇に変化がありました。自分の誕生した病院を訪れたことや、死の恐怖に怯えたこと。そしてその十日後にコロナに感染したこと。山で遭難して野宿したこと。それらの経験は、私に人生の深さと自分の無知をあらためて...
日々の潤い

コロナ感染記

9月1日(水曜)。この日はサテライトオフィスで作業と三件の打ち合わせを予定していました。いつもは家から最寄駅までバスで向かうのですが、この時なぜか車で向かったのは、何かの虫の知らせだったのでしょうか。3.11の時、常駐先に行かず家で仕事をし...
アクアビット航海記

アクアビット航海記 vol.36〜航海記 その21

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