読ん読く 賊将 『人斬り半次郎』に書かれた桐野利秋の生涯。本書はその前身となった短編『賊将』が収められた短編集だ。本書は著者が直木賞をとる直前に出され、まさに脂ののった時期の一冊だ。多作で知られる著者だが、著者のキャリアの早期に出された本書にも流麗な筆さば... 2022.05.16 読ん読く
物申す 鉄道の廃止に物申す JR西日本が自社の抱える路線網のうち赤字に陥っている路線についてその収支を公表したことは、沿線の自治体に波紋を広げました。JRが国鉄から民営に変わって約35年。こうなることはわかっていたのかもしれません。社会的なインフラとしての鉄道の使命を... 2022.05.07 物申す
まとめ 2022年4月のまとめ(個人) 公私の「私」●家族とのふれあい§ 総括 ウクライナへの侵攻や北朝鮮の動静、さらに一向に収まる様子のないコロナウイルスなどが世を騒がせています。そんな中、おかげさまで仕事は順調です。商談の機会を複数いただけているので、商談のついでにあちこち... 2022.04.30 まとめ
読ん読く サイゼリヤ おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ サイゼリヤは私が上京してからよく訪れているレストランだ。さまざまな店舗を合わせると、百回近くは行っているはずだ。その安さは魅力的だ。そして味も常に一定のレベルの品質が保たれている。(一度だけ、わが家の近所の店であれ?ということはあったが)著... 2022.04.24 読ん読く
読ん読く 怒る富士 下 下巻では、富士の噴火によって人生を左右された人物のそれぞれの行動が描かれる。上巻にも書いたように、膨大な富士からの噴出物は、駿東郡五十九カ村を亡所扱いにした。亡所とはその地域からの年貢が不可能となり、その地の農民には年貢の義務を課さない代わ... 2022.04.23 読ん読く
読ん読く 怒る富士 上 わが国でも第一の霊峰富士。その姿はまさに日本のランドマークにふさわしい。だが、富士は古くから常にあのような白く秀麗な姿であり続けたわけではない。富士もまれに怒る。噴火という形で。最後に噴火してから三百年、富士山は鳴りを潜めている。前回の噴火... 2022.04.22 読ん読く
アクアビット航海記 アクアビット航海記 vol.42〜航海記 その26 p.box_intro{background-color: #E5F6FB;padding: 1em;margin: 1.5em 0;border: 1px solid #BFE8F5;border-radius: 4px;-webkit-... 2022.04.19 アクアビット航海記
読ん読く 真田三代 下 下巻では第一次上田合戦から始まる。上田の城下町の全てを戦場と化し、徳川軍を誘い込んで一網打尽にする。それが昌幸の立てた戦略だ。それには領民の協力が欠かせない。なぜ領民が表裏比興の者と呼ばれた昌幸の命に諾々と従ったのか。「昌幸にはひとつの信条... 2022.04.14 読ん読く
読ん読く 真田三代 上 大河ドラマ『真田丸』は私にとってワクワクする作品だった。結局、第十数話目以降は挫折し、最後まで通して見ることができなかった。だが、機会があれば、もう一度見直してみたいと思っている。真田の物語の何に惹かれるのか。それは小さな勢力が大きな勢力の... 2022.04.13 読ん読く
読ん読く 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版 Amazon本書はその重厚な分厚さと、壇上にあぐらをかいて語る著者の風貌が目につく。本屋や書評でも見かけ、読みたいと思っていた。そこで47歳の誕生日の自分へのプレゼントとして妻に買ってもらった。47歳。あと3年で50歳を迎える。いわゆるアラ... 2022.04.08 読ん読く