読ん読く

全一冊 小説 立花宗茂

先日に読んだ『立花三将伝』はとても面白かった。本書はそれに続いて読んだ一冊だ。『立花三将伝』は、立花家の滅びを描いていた。作中の中でも史実でも、立花家は一度終わった。そして、新たな立花家の当主に就いたのが、戸次道雪とその養子である立花宗茂だ...
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選別主義を超えて―「個の時代」への組織革命

本書は、私が人を雇用し、そろそろ組織を構築しなければ、と思い始めた頃に読んだ。私の社会人のキャリアは、人とは違う道を歩んだように思う。新卒で就職する事を諦めた私は、フリーター・ニートの道へ。しばらく、アルバイト生活を転々とした後、就職を決意...
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住友銀行秘史

かつて私は、某大手銀行の本店に勤務していた。全国の行員が使う内部のシステム構築の担当として。開発センターではなく本店の中での勤務だったので、いわゆるシステム開発の現場とは違った雰囲気の中での仕事だった。朝は早く、帰りも残業ができず、強制的に...
まとめ

2022年7月のまとめ(個人)

公私の「私」●家族とのふれあい§  総括 一度は終息に向かっているように見えたコロナウイルス。ところが、人々の油断を嘲笑うかのように、第七波の猛威が日本を覆っています。日本が世界で最も感染者を出しているとか。町中やウェブ上でも咳き込む人を見...
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昭和天皇の終戦史

岩波書店は、注意深く覆い隠しているが、どちらかと言えば左寄りの論座を持っている。もちろんそれは悪いことではない。本書のタイトルから推測するに、昭和天皇の戦争責任についてある程度は言及し、認めているであろうことは予想していた。昭和天皇が崩御し...
アクアビット航海記

アクアビット航海記 vol.45〜航海記 その29

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物申す

この国の未来に私や弊社ができること

金曜日の朝に流れた安倍元首相が銃撃されたニュースはかなりの衝撃を私に与えました。そのニュースを私は八王子に向かう電車の中で知りました。八王子駅に着くと、ちょうど日本共産党の候補者の方が街頭演説をしていました。私が通りがかった時、先ほど入って...
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立花三将伝

2020年の夏に福岡へ出張した先のお客様が歴史に深い関心を持ち、立花宗茂を敬愛しておられる方だった。その方のお住まいも立花山城の近くだとか。伺った際に、歴史談義で大いに盛り上がってしまった。私もせっかくのご縁なので、図書館で見かけた本書を手...
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翳りゆく夏

本書は江戸川乱歩賞の受賞作だ。江戸川乱歩の受賞作はどの回の受賞作も出色の出来であり、読ませてくれる。本書もまた受賞作にふさわしい素晴らしい一作だった。本書を読んでもらえれば、その面白さはすぐに伝わることだろう。本稿をその結論で終えても良いが...
まとめ

2022年6月のまとめ(個人)

公私の「私」●家族とのふれあい§  総括 コロナウイルスは終息に向かっているようです。街を歩いていても、マスクをしている人の割合が急速に減りつつあります。私も今月の下旬からは外ではマスクを外すようにしています。観光地にも海外の方の姿が戻って...