舞台を観、想いを致す Dance Act ニジンスキー バレエについては門外漢であり、本作が銘打つDance Actなる演劇形態についても、全く予備知識のないまま、劇場に臨んだ。しかしその演劇の粋を集めたような演出の素晴らしさとDanceの不思議な魅力には酔わされた。ゾクゾクする感覚、それを味わ... 2014.05.05 舞台を観、想いを致す
読ん読く つぎの岩につづく 単に科学技術の粋を描いたり、宇宙や別の星の住人を物珍しく描くこと。これだけがSFではない。それは以前にも書いたように思う。異世界や異文明を描くことで、人類自身を描こうとする営み、これもSFの大切な役割ではないかと思っている。本書は題名からも... 2014.04.27 読ん読く
読ん読く 白洲次郎 占領を背負った男 私は常々、政治信条や人生観に対してはバランス感覚を大切にしたいと考えている。それは読書についても同様である。本書の前に読んだ「白洲次郎の嘘」(以下前読書)は、白洲次郎という人物を量る上で、バランスに傾きがあると思わざるを得ない論旨であった。... 2014.04.19 読ん読く
読ん読く 白洲次郎の嘘 日本の属国化を背負った「売国者ジョン」 普段、あまり新刊本を購入しない私だが、前のレビューの「横浜の戦国武士たち」と本書、そして2つ後にレビューする予定の本については、珍しく3冊まとめて購入した。なぜ3冊もまとめて買ったかというと、本書の題名に惹きつけられ、残りの2冊もその勢いで... 2014.04.13 読ん読く
読ん読く 横浜の戦国武士たち 3,4年前になろうか、フラのレッスンを受ける妻子を新横浜まで送迎したことがある。レッスンの間、何をしようかと思案したあげく、近くの小机城址を散策することにした。横浜国際競技場を横断し、小机駅から線路沿いに北上することしばらく。線路沿いの小高... 2014.03.30 読ん読く
読ん読く 銀の砂 実は著者の事はほとんど知らずに本書を手に取った。著者の作風やジャンル、年齢や性別すらも。かつての流行作家・豪徳寺ふじ子の元で秘書をしていた珠美という女性が主人公である。次々と浮名を流すふじ子の気まぐれに付き合う有能さが却って仇となり、ふじ子... 2014.03.30 読ん読く
読ん読く 東郷平八郎 (読みなおす日本史) 今の私の常駐先は麹町にある。大分面影は薄れたとはいえ、今でもマンションの立ち並ぶ中、大使館や大邸宅が点在する。江戸城に有事あれば、真っ先に駆け付けられる場所、いわゆる番町街である。東京都心の住宅街として、今も昔も人にとって住みよい一帯である... 2014.03.22 読ん読く
映画を観、思いを致す アナと雪の女王 2日連続で劇場で映画鑑賞するのは久しぶりである。今日は本作を家族とともに鑑賞した。昨日がディズニーの映画製作の裏側を描いた実写なら、今日は、ディズニー映画の王道である、アニメーションによるファンタジーである。映画館での予告編を何度かみていて... 2014.03.22 映画を観、思いを致す
読ん読く 噂 著者の作品を読むのは初めてである。だが、粗筋に興味を惹かれ読み始めてみた。街の口コミ(Word Of Mouth)から引き起こされる殺人。しかも被害者は口コミを仕掛けた化粧品会社の製品を使った女子高生。口コミと女子高生という組み合わせにアイ... 2014.03.21 読ん読く