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なぜかお金を引き寄せる女性39のルール

本書は、いわゆる自己啓発本と言って良い。本書のレビューを書くにあたり、自己啓発に関する本は滅多に読まないことを断っておかねばならない。とはいっても、この類いの本を読まずに毛嫌いしている訳ではない。私の読みたい本は他に沢山あり、読書に充てるた...
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日本の音楽ビジネスの転換期がきている

Groovesharkという音楽ストリーミングサービスがあります。オンライン上のストリーミングをフリーで提供し、様々なジャンルのオンラインラジオを運営しています。こちらが、先週、インターフェースの装いを一新しました。曲やアーチストがタイムラ...
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真夏の方程式

当代きっての人気作家である著者。その魅力を語りつくすには私の文章では力不足だろう。あえて二つ挙げるとすれば、多作なのにシリーズものに頼らないこと、シリーズもの以外にも秀いでた作品が多いことだろうか。我々素人からみても、シリーズもののほうが毎...
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中庭の出来事

意欲的な内容である。その前衛的な内容に眩惑され、引き込まれる。本書は作中作が幾重にも続く構成になっている。とても把握できないくらいに。その階層の数たるや、十層は下らないのではないか。しかも、それぞれの一章一章があるホテルの中庭で起こった事件...
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未成年の実名報道について

痛ましい川崎の事件。こういった事件が起きる度に俎上に載せられるのが、少年法です。私が少年法について常々思っていたこと、抱いていた迷い。それらを長谷川さんが文章に著して下さいました。長谷川さんのブログはよく拝見しています。ほとんどのブログにつ...
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労働問題について

安部内閣が、ホワイトカラーエグゼンプション導入を再び打ちだしてからというもの、労働問題があちこちで再燃しているように思えます。日々、労働問題に関する記事をどこかで見かけます。今日もBLOGOSにて以下のような記事がアップされていました。内容...
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漁船「第五福龍丸」―それは世界史を動かした

2014年。映画「ゴジラ」が封切られたのは1954年11月だから、60年目の節目にあたる。その節目を飾るようにハリウッドでリメイクされ、渡辺謙さんが主要キャストに名を連ねたことも記憶に新しい。日本の特撮映画、いや、映画史に残る作品といっても...
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怪談―不思議なことの物語と研究

このところ、右傾化していると言われる日本。そのとおりなのかもしれない。今になって気づいたかのように、日本人が日本の良さを語る。とはいえ、従来から日本の良さを語る日本人が皆無だったわけではない。要はこのところの国勢の衰えに危機感を持った方が増...
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プラチナデータ

ビッグデータ。ここ数年、IT業界で話題に上ることの多いキーワードである。どういうデータなのか?一言で表すと、個人の購買、行動履歴を含んだ大量のデータ、とでも言えばよいか。ビッグデータを分析することで、マクロ・マイクロを含めた経済動向や、消費...
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ビッグ・ドライバー

先日紹介した1922のレビューで、本書は、4つの中編を編んだ「Full Dark, No Stars」のうち、「1922」と「公正な取引」の2編を文庫化したものである、と書いた。残りの2編が納められているのが本書である。1922のレビューに...