1月27日に「JP_Stripes Tokyo vol.26」に参加してきました。
https://jpstripes.connpass.com/event/379410/
・いきさつ
今回参加したきっかけは、昨年11月に参加した「JP_Stripes Connect 2025」です。そこで、自分でも Stripe のコミュニティを立ち上げようと決めました。ただし、開催するためには、各地の Stripe コミュニティに参加し、内容を把握すべきです。それもあって、今回参加しました。
Stripe に可能性を感じた理由は参加の際のブログにも書いています。
一方で、今の私は Stripe の実装からしばらく離れています。Stripe への可能性を実感として自分のものとするためには、実装案件をこなさねばなりません。ただし、今はそれがまだありません。
コミュニティに参加すれば、実装の知見がなくても情報が得られます。コミュニティに参加して知見を貯めるセオリーに沿って、今回は参加しました。
・会場へ

今回の会場はヌーラボさんです。ヌーラボさんが運営する Backlog は、弊社のプロジェクト管理ツールとして以前から使っています。ところが、まだヌーラボさんに伺ったことがありませんでした。今回は初訪問の良い機会となりました。

さて、本編です。
オープニングの後は、スポンサーセッション枠として、ヌーラボ エバンジェリストの河野さんから Backlog の AI 対応等のお話をいただきました。弊社にとっても参考になりました。というのも、今の弊社の契約プランがスタンダードで、設定できるプロジェクト数がもう足りないのですよね。
そこも含めて今後 Backlog を継続すべきか検討していたので、良い検討材料になりました。

最初に JP_Stripes Tokyo 運営チームの小島さんから「オープニングセッション:Stripe アップデート & JP_Stripes Connect 2025 振り返り」として、私が前回参加した「JP_Stripes Connect 2025」のおさらいをしてくださいました。
あらためて、AI に振った決済プロセスを変えるゲームチェンジャーとしての姿勢と、それを支えようとするさまざまなパートナーの登壇の様子が思い出されました。
・0円決済で
続いては「トークセッション:『0円決済で』始める新ビジネス」、TBS テレビの亀田さんと Recustomer CTO の眞鍋さんによる紹介。

なるほど、こういうことも Stripe ではできるんや、という気づきでした。
先日の「JP_Stripes Connect 2025」でも TBS さんの Live Multi Studio のお話が紹介されていました。
「オワコン」などと一部の方から揶揄され、斜陽と思われていたテレビ局が、知らぬ間にこうしたサービスを開発されていた驚き。こうしたことを知らなかった自分の不明を恥じたことを思い出します。何よりもテレビ局自身が TVCM や広告に依存したビジネスモデルではなく、自分たちで課金の仕組みを構築し、その仕組みに Stripe を使いこなそうとしている姿に心が打たれました。
私自身やうちの会社は現時点で Live Multi Studio を使うきっかけはまだ持てていませんが、ぜひ覚えておきたいサービスです。
https://www.tbs.co.jp/techportal/products/lms/
それにしても、こうしたサービスを始める際に必ず必要なのが課金です。一方で、お試しサービスやフリープラン、そして試用期間は避けては通れません。
そして、フリープランから課金への移行も、内部で手間なくシームレスに移管できることが運営側にとって重要です。Stripe を使う利点として教えていただきました。
また、「JP_Stripes Connect 2025」でもお話しされていた通貨設定の重要性は、私の中で鉄則として刻み込まれました。
また、Recustomer 社のサービスも面白いです。
https://recustomer.me
返品・交換・キャンセル業務を自動化したり、お試し購入を前提とする販売の仕組みを手掛けておられます。お試し購入を前提とした販売は、フリーライダーを増やすどころか、かえって顧客満足度を増す。 この逆転の発想が痛快です。
しかも、決済してから返品すると決済手数料の負担が必要なのに、0円で決済すると決済手数料も不要なので、お試しで返品のリスクを減らしてから顧客満足度を増やし、さらにリピーターも増やせる一石数鳥の名案です。
そして、お試し購入を実現するためには、0円決済も必要。それを Stripe で実現した流れです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000046039.html
・所感
こうした対談を拝聴するに、うちの会社もこうした課金サービスを手掛けなければ、こうした課題の解決はできないと感じました。
kintone は主に社内の情報流通を担うか、決済を伴わない情報流通を得意とします。
うちの会社も私も、そうした知見は日々蓄積していますが、決済を伴う実装のご依頼はそう頻繁になく、ご依頼があるたびに、決済に関する知見を学び直しています。
また、課金の方法に至るまでの、サービス提供者でないと分からない知見と、決済の仕組みを熟知した上での顧客への提案など、学ぶべき点は多い世界です。
とても参考となりました。
続いては「AI がスタートアップが Stripe で『クレカ課金』を始めた話 – AI バックログスイーパー市場投入のウラ側 -」と題し、ABEJA CTO 室長の村主さんによる事例セッションです。

AI Backlog スイーパーとは、Backlog に話しかけることで、AI がさまざまなプロジェクト管理を進めてくれるサービスです。
https://nulab.com/ja/partner/integrate/ai-backlog-sweeper/
上に書いた通り、うちの会社は Backlog を用いたプロジェクト管理を行っています。そして、Backlog を使いこなせているとは到底思えません。また、上に書いた通り、プランの上限の問題もあり、今後の活用を本当に迷っているところです。
個々人の属人的な管理・進捗に退化しており、まずいと感じています。
この AI バックログスイーパーを用いて、進められないか。検討すべきです。

さて、村主さんの Stripe 利用も、あれこれと参考になる点がありました。
例えば、サービス期間と会計期間のズレの問題。また、テストプランや粒度の策定について。会計監査との認識合わせ。それと、私もまだ遭遇していないのですが、単価設定をどの粒度に持たせるのが良いか、という知見など。
これらの知見を活用できるのは、弊社がサービサーになるか、お客様の決済案件に携わるか。
あらためてその思いが増します。
ABEJAさんのセッション
もノウハウというか気をつけるべき知見が多かった。実装してこそやな。#JP_Stripes pic.twitter.com/IWMohrvcXx
— 長井.祥和 (@akvabit) January 27, 2026
さて、最後のセッションは「ユニファイドコマース構築のカギ Stripe Terminal ご紹介」として、Stripe 社自身によるセッションです。
ソフトウェアだけでなく、実際に端末まで作ってしまったというところに Stripe 社の意気込みを感じます。
決済のルールチェンジャーとして、端末に携わるのは当然の帰結かもしれません。
私もその説明を興味深く聞かせてもらいました。
「JP_Stripes Connect 2025」でも AI を深く取り入れた今後のマイルストーンを聞かせてもらいましたが、それと併せて、今後の決済に関するソリューションは各社さんを比較しても、Stripe が一歩抜きん出ているとの印象を強く受けました。
それとともに、Stripe 社からは、今後の端末の活用方法について、開発者やシステムベンダーの知見やアイデアを取り入れたいとの思いが感じられました。
#jp_stripes
Stripe Terminalデモ中! pic.twitter.com/jlkZQZuzxE— Hidetaka@SaaS Dev ( Stripe / AWS / etc..) (@hidetaka_dev) January 27, 2026
懇親会で、Terminal に群がる人たち。 #JP_Stripes pic.twitter.com/1N31KIrFYG
— オジマヒデキ @ パラレルマーケター (@hide69oz) January 27, 2026
stripeは決済のゲームチェンジャーになろうとしている。
これは付いていかねば!
ということでもう少し関わりを増やします!#JP_Stripes pic.twitter.com/OoMw9Afa0c
— 長井.祥和 (@akvabit) January 27, 2026
これらは、私としても取り込んでいきたいところです。
上にも書いた通り、うちの会社は Stripe 案件からしばらく遠ざかっています。また、現在進行で取り組んでいる決済開発案件は別のプラットフォームです。
まずは今取り組んでいる決済案件でためた知見を整理し、次につなげるところですね。
そして、山梨で立ち上げようと考えている JP_Stripes についても準備を進めるとともに、私自身がビジネス側としても、開発側としても、決済に関するより深い知見を持たねばならないと改めて思いました。kintone の諸案件に携わる中で、これからも決済との連携に関わる点は増えると思いますので。
終わった後も SAKURA BEER などを振る舞っていただき、皆さんとの歓談に使わせていただきました。
いつもの12° !! #JP_Stripes pic.twitter.com/iE4Vh8szsP
— オジマヒデキ @ パラレルマーケター (@hide69oz) January 27, 2026
まずは登壇された皆さん、スタッフの皆さん、会場をご提供いただいたヌーラボ社の皆さん、そしてご参加の皆さん、ありがとうございました。

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