1月25日にサイボウズさんの大阪オフィスにてdevkin meetup Vol.4 【リアル新年会】 in 大阪が開催されました。
私もdevkin meetupの運営メンバーの一人として参加しました。また、その日は司会と進行の大役も担い、さらにはLT枠の埋め草担当として皆さんの前でER図について話しました。
なぜ、そのように一人で何役も請け負ったかというと、私自身がdevkin meetupの運営メンバーでありながら、あまり今まで貢献できていなかったからです。
今までdevkin meetupはオンラインで三回開催されました。
この時、私は事前準備や集客、または、司会進行またはLTのどれもやっていません。ただ名のみの運営メンバーだったと思います。
今回は大阪でやる!ということは、実家に帰省がてら参加できます。そして、今までできなかった貢献が果たせます!
私たち運営メンバーで何度か打ち合わせを行い、ウィルさんを始めとしたサイボウズさんの皆さんとも打ち合わせを重ね、この日を迎えました。
まずはdevkinの発起人である久米さんから趣旨説明をしていただきました。
kintoneとは業務改善のツールであると同時に、その人の可能性を広げ、向き不向きを教えてくれるツールだと思っています。
可能性は人によって無限。「100人100通りのマッチング」とは、最近のサイボウズさんが唱えるスローガンです。まさに100人100通りの使い方が託せるツール。それがkintoneです。
人によってkintoneの使い方は色々です。
プラグインを使い倒す人もいれば、愚直にJavaScriptのカスタマイズで技術者魂を燃え上がらせる人もいます。PHPやPythonやGOといった言語を駆使しながら、別のSaaSやPaaSとの連携に血道を上げる人もいます。ライトコースだけで業務を回す会社があり、基幹システムと自在に行き来するkintone運用もあります。
ビジネスの商材としてkintoneを扱う方もいるでしょうし、kintoneビジネスを手掛ける会社もあります。研修でkintoneを教えるニーズもあれば、ライセンス販売だけで売り上げを確保する会社もあるでしょう。
サイボウズさんは各コミュニティーとの関係を民主的にしたいと心を砕いています。それこそkintoneの創成期から。
民主的とは一方的なトップダウンの関係ではありません。ましてやメーカーが仕様を押し付けるものでもありません。
kintoneを運営するサイボウズさんと技術者/ユーザー/ビジネスパートナーが要望をもとに意見を交わし合い、それが蓄積して今に至っているのがkintoneエコシステムです。
従来、システムの仕様は開発会社が完全に握るものでした。ユーザーはただ使うか、個別の要望を叶えるため、多額のカスタマイズ費用を支払っていました。
ですが、kintoneは違います。個別カスタマイズはサイボウズさんではなく、パートナーやユーザーに任せる方向です。そのためのJavaScript/CSSカスタマイズやプラグインの環境を設けてくれています。
ビジネス面で好調なkintoneですが、ビジネスパートナーだけでなく、技術者やユーザーコミュニティーの力も大きいと感じています。
そうした方々からの多様なニーズに応えられることこそ、kintoneの真骨頂。技術者は技術者の遊び場としてkintoneで遊び、創造欲求を満たしつつそれで飯を食えます。
ただ、kintoneをカスタマイズするには、様々なお約束事や注意点があります。ここを無視してカスタマイズを加えると、かえって苦労の種を背負い込むことになります。
テッキーな技術者にとっては、そうしたスキルやノウハウは、少しでも多くの方に知ってほしいところ。むしろ進んでシェアしたい知識です。
ご存知の通り、デジタル技術とはシェア精神の発露によって拡がりました。独占するのではなく、むしろ公開する。広めてもらうことで、知識が広まり、それが結果的に自分自身をも助けます。「情けは人の為ならず」ならぬ「発信は人の為ならず」です。
今回のdevkin meetupは、まさにそれを目的としたコミュニティーでありイベントです。
今回はリアルの場を生かすために、多彩な方々に登壇してもらい、LTを刻んでもらいました。個性豊かな技術者がkintoneを用いて遊んでいることを示せれば良いという考えでした。
今回のdevkin meetup Vol.4 【リアル新年会】 in 大阪では、たくさんのLTがありました。
今回、会場には参加できなかったのですが、コボさんがLTの順番をくじ引きするツールを作ってくださいました。
#devkinmeetup
devkin meetup!のLT発表順シャッフルアプリを制作中です。
制作過程をブログに書きました!https://t.co/leZPHdT4QbまだLT枠、参加者枠の空きありますので是非ご参加ください!https://t.co/n98qR2NowJ pic.twitter.com/emm95fjlW3
— Hazime (@Hazime_Style) January 12, 2025
その結果、決まったLTの順番はこう。
やべー。とりだ
#devkinmeetup pic.twitter.com/sGS2wMV63N— 田村 広志 (hiroshi tamura) (@Tam4641) January 25, 2025
例えば、AI活用。管理画面としてのkintone活用。子どもに教えたり、プラグインの新開発方式を試してみたアーリー人柱の情報共有。それを提供するサイボウズさん。MCPサーバーを用いた連携事例や、普段の開発者としての活用法などを積極的に示す方など、多様な内容だったと思います。
私は若干時間をオーバーしてしまいましたが、kintoneのER図を生成するツールを有志とぜひやりたい、とぶち上げました。
皆さんの、新鮮な印象をさらったのは、新たなkintone技術者界隈の期待の星、ヒラドさんの存在です。
新規参入のユーザー流入が次々増えているのは、ここ数年のkintone界隈の潮流です。しかし、新たにカスタマイズを手がけるようになった技術者があまり目立っていません。おそらくそうした技術者はいるはずなのですが、そうした方が発信したりコミュニティーに参加することが少なく、世に埋もれたままです。
ヒラドさんは、事務員の立場から独学で覚え、次々とカスタマイズに手を染めています。すがすがしいほどの沼っぷり。
私自身、技術者としては同じような独学キャリアを歩んできたため、ヒラドさんが歩んだ道のりには大いに気持ちが高ぶりました。おそらく今回参加された多くの技術者も思いは一緒だったと思います。
これやねん!これ!
これなんだよ!これ!
これたい!これたい!
皆さんそれぞれがkintoneに初めて触れた頃に感じた、技術者としての心の高ぶり。それを今ヒラドさんが味わっていることに応援しつつ、自分の経験を投影し、皆さんと一緒に盛り上がる感覚。相当盛り上がりました。
また、サイボウズさんからも、今までのプラグインのアップデートやこれからのアップデートなどが話され、私としてとても盛り上がりました。
今回、サイボウズ大阪オフィスの会場を提供していただき、サイボウズさんからも開発メンバーなど何人も参加されました。
また、もともとサイボウズの中でkintoneの環境整備をしていた方で、今はパートナーとして外から関わっている方も登壇してくださるなど、非常にバラエティに富んだ内容だったと思います。今回も、Miroが用意され、そこに対してサイボウズさんへの要望が書かれました。
こうしたインタラクティブな関係性こそが、kintoneエコシステムが成長を止めない理由だと思います。
技術者コミュニティー、ユーザーコミュニティー、ビジネスパートナーコミュニティー。
kintoneエコシステムには、そのようなたくさんのコミュニティーが存在します。
そのどれもが、それぞれのやり方や思いを持って活動しています。そして、コミュニティーを乱さない工夫と努力が求められると思います。
新たな方を排除するのではなく、温かく迎え入れ、一緒にnewbieの頃に戻って胸をときめかせる素敵な仲間の多いこと!
懇親会では、それぞれが持ち寄ったお土産を交換する企画がありました。これまたコボさんの作った抽選アプリが活躍しました。全国から集まっていますから、とても盛り上がりました。
二次会は梅田のHUBに行き、そこでも盛り上がりは尽きず。さらに三次会の餃子屋さんでも盛り上がりました!
私も終電を逃しつつあるのを自覚しながら、この瞬間から去りがたく、結局最終電車をあきらめました。
そして、若返った気持ちのまま、梅田からHello Cyclingを駆って、西宮の実家まで夜中の道を走り切りました。
20代の頃の私は、自由な時間を謳歌して梅田と西宮の実家を何度も自転車で往復したものです。
今回のイベントは、私をそういう若返った気持ちにさせてくれました。
ご参加された方、登壇された方、そして会場をご提供くださったサイボウズの皆さん、ほんまにありがとうございました。
また、次のdevkin meetupにも何かしらの形で貢献したいと思います。
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