読ん読く 神は銃弾 詩的なレトリックが乱れ飛ぶのだが、それが物語のスピーディーな展開を損なわないという稀有な例。ヒール役の為す行為も限りなく悪辣なんだが、その単純さが逆にヒーローとヒロインの複雑な内面や精神の対立軸として有効になっている。面白い。。'11/8/... 2011.09.04 読ん読く
読ん読く BG、あるいは死せるカイニス SF的な設定のもと、その設定をひっくりかえすようなラストが印象的。新世界より、や、ルグィンの闇の左手のような設定は、それだけで性に縛られがちな小説世界の境界を広げることができる。このような世界は作家としても書いていて面白いのではないだろうか... 2011.08.29 読ん読く
読ん読く 重光・東郷とその時代 この方の著書は公平な著述を心がけている点に好感が持てます。当著作では日本の混迷の時代を取り上げていますが、戦士や将官に対する視線も外交を混乱させた批判的な目ではなく、憂国の士としてとらえている点が印象的です。皇国主義すれすれというところです... 2011.08.28 読ん読く
読ん読く 敗者から見た関ヶ原合戦 この夏、宝塚をきっかけに興味を持った妻と十数年ぶりに関ヶ原の陣地や石田集落廻りをしました。そこにきて、こちらの本。面白い視点で、かつ説得力のある論考の数々を繰り広げてくれます。けっして我田引水のような強引な、トンデモ論法ではなく、実際に現地... 2011.08.23 読ん読く
読ん読く 仕事で使えるフェイスブック活用術~仕事の効率&成果を上げる!実践テクニック~ 個人(仮名)・仕事(実名)の使い分けを自己流でこなしながら、種々のソーシャルメディアにユーザーとして関わってきた私ですが、それでも著者の松宮氏の経験と洞察には蒙を啓かれることが多かったです。あまりビジネス面での活用を積極的にやらなかった私も... 2011.08.23 読ん読く