読ん読く なぜかお金を引き寄せる女性39のルール 本書は、いわゆる自己啓発本と言って良い。本書のレビューを書くにあたり、自己啓発に関する本は滅多に読まないことを断っておかねばならない。とはいっても、この類いの本を読まずに毛嫌いしている訳ではない。私の読みたい本は他に沢山あり、読書に充てるた... 2015.03.29 読ん読く
読ん読く 真夏の方程式 当代きっての人気作家である著者。その魅力を語りつくすには私の文章では力不足だろう。あえて二つ挙げるとすれば、多作なのにシリーズものに頼らないこと、シリーズもの以外にも秀いでた作品が多いことだろうか。我々素人からみても、シリーズもののほうが毎... 2015.03.14 読ん読く
読ん読く 中庭の出来事 意欲的な内容である。その前衛的な内容に眩惑され、引き込まれる。本書は作中作が幾重にも続く構成になっている。とても把握できないくらいに。その階層の数たるや、十層は下らないのではないか。しかも、それぞれの一章一章があるホテルの中庭で起こった事件... 2015.03.07 読ん読く
読ん読く 漁船「第五福龍丸」―それは世界史を動かした 2014年。映画「ゴジラ」が封切られたのは1954年11月だから、60年目の節目にあたる。その節目を飾るようにハリウッドでリメイクされ、渡辺謙さんが主要キャストに名を連ねたことも記憶に新しい。日本の特撮映画、いや、映画史に残る作品といっても... 2015.02.28 読ん読く
読ん読く 怪談―不思議なことの物語と研究 このところ、右傾化していると言われる日本。そのとおりなのかもしれない。今になって気づいたかのように、日本人が日本の良さを語る。とはいえ、従来から日本の良さを語る日本人が皆無だったわけではない。要はこのところの国勢の衰えに危機感を持った方が増... 2015.02.22 読ん読く
読ん読く プラチナデータ ビッグデータ。ここ数年、IT業界で話題に上ることの多いキーワードである。どういうデータなのか?一言で表すと、個人の購買、行動履歴を含んだ大量のデータ、とでも言えばよいか。ビッグデータを分析することで、マクロ・マイクロを含めた経済動向や、消費... 2015.02.21 読ん読く
読ん読く ビッグ・ドライバー 先日紹介した1922のレビューで、本書は、4つの中編を編んだ「Full Dark, No Stars」のうち、「1922」と「公正な取引」の2編を文庫化したものである、と書いた。残りの2編が納められているのが本書である。1922のレビューに... 2015.02.20 読ん読く
読ん読く 有頂天家族 京都には、あやかしのモノが似合う。江戸にみやこの座を貸し出したとはいえ、千年以上みやことして栄えた京都。平安の御代から偸盗が跳梁し、あやしのモノどもが跋扈した街。あまたの戦乱に耐え、今に碁盤の目を伝える街。今に至ってもなお、愛想良い笑顔の陰... 2015.02.20 読ん読く
読ん読く 被災地の本当の話をしよう 陸前高田市長が綴るあの日とこれから 最初に断っておくと、私には東日本大震災について語れる何物もない。知識も資格も。あれから4年の歳月が経とうとしているが、発生後、東北には一度も行けていない。いや、一度だけ行ったことがある。それは一昨年の夏、地震発生から二年半後のこと。家族でい... 2015.02.17 読ん読く
読ん読く ジェノサイド 冒険小説の黄金作再び!本作の登場を歓迎する!80~90年代、我が国の冒険小説は実に豊潤であった。私も船戸与一氏や、逢坂剛氏、谷甲州氏、北方謙三氏、志水辰夫氏、佐々木譲氏などの作品群を良く読んだものである。以来四半世紀が過ぎ、その時々で秀作に... 2015.02.15 読ん読く