読ん読く 被爆のマリア 本書のタイトルに惹かれた。なにしろ「被爆のマリア」だ。私が浦上天主堂で見つめたあの被爆のマリアを指しているに違いない。2016年の秋、家族で訪れた長崎。その際、私は三度目の長崎訪問にして初めて浦上天主堂を訪れた。そこで礼拝堂の片隅に置かれて... 2018.04.05 読ん読く
読ん読く 神のロジック・人間のマジック 実は著者の作品を読むのは初めてかもしれない。本書を読み終えてからそのことに気づいた。本書は文藝春秋の本格Mystery Mastersの中の一冊だ。本格Mystery Mastersといえば、そうそうたる作家が執筆陣にそろっている。私もシリ... 2018.04.03 読ん読く
読ん読く CO2と温暖化の正体 地球温暖化は人類の経済活動による現象なのか。それとも太陽と地球の位置関係によって引き起こされるのか。人類が今の消費型の経済活動をやめなければならないのはいつか。それともすでに手遅れなのか。それとは逆に、いや、地球は温暖化などしていない。地球... 2018.03.30 読ん読く
読ん読く 骨の袋 下 上巻でマイクはマッティとカイラ親子に出会う。その出会いからほどなく、マイクとマッティは男と女として惹かれ合い、カイラはマイクに実の父のように懐いてくる。しかしそんな三人に、IT業界の立志伝中の人物、老いぼれたマックス・デヴォアの魔の手が迫る... 2018.03.24 読ん読く
読ん読く 骨の袋 上 1999年に著者がバイク事故を起こし、死の縁をさまよった話は著者のファンにはよく知られている。私は、日本で出版された著者の本の九割は読んだと自負している。自分ではファンのつもりだ。著者が事故に巻き込まれるまでに上梓された作品に絞れば、読んで... 2018.03.23 読ん読く
読ん読く 対岸 本書は、著者の処女短編集だそうだ。著者は私が好きな作家の一人だ。簡潔な文体でありながら、奇想天外な作品を紡ぎ出すところなど特に。本書はまだ著者がデビュー前、アルゼンチンで教員をしていた頃に書かれた作品を主に編まれている。後年に発表された作品... 2018.03.19 読ん読く
読ん読く ウィスキー・ドリーム─アイラ島のシングルモルトに賭けた男たち 夢を追う楽しみ。夢に向かって進む喜び。本書はウイスキー造りの夢を追う人々の物語だ。ここ10数年ほど、世界的にウイスキーが盛り上がりを見せている。だが、20年ほど前はウイスキーの消費が落ち込み、スコットランドのあちこちで蒸溜所が閉鎖を余儀なく... 2018.03.18 読ん読く
読ん読く 仕事が9割うまくいく雑談の技術-人見知りでも上手になれる会話のルール 本書には雑談のスキルアップのためのノウハウが記されている。雑談のスキルは私のように営業をこなすものには欠かせない。私がサラリーマンだったのは2006年の1月まで。それから10年以上が過ぎた。その間、おおかたの期間は個人でシステムエンジニアリ... 2018.03.16 読ん読く
読ん読く 誰も知らなかったビートルズとストーンズ 私が好きでないことの一つ。それは物事を偶像化・神格化することだ。同じように無条件の心酔や崇拝も好きではない。ただ、これはすごいという人や物事については賞賛を惜しまない。その分野で流れを変えた人物の業績についても同じく。たとえばビートルズのよ... 2018.03.10 読ん読く
読ん読く 黄金の奴隷たるなかれ 出光佐三 『海賊と呼ばれた男』は、この国に出光佐三という快男児がいたことを高らかにうたいあげた一作だった。その中で舞台となる國岡商店は、出光商会をモデルとした百田氏の創作だ。その創業者國岡鐵造も同じく。だが『海賊と呼ばれた男』はあくまで小説だ。作中の... 2018.03.09 読ん読く