読ん読く お金に愛されるお金持ちの考え方大全 当ブログでは、本書が取り上げるような欲得そのものを目的とした本はなかなか登場しない。なぜなら、私がそうした本をあまり読まないからだ。私はビジネス本すら、あまり読まない。ただ、こうした本が何の足しにもならない、とは思わない。むしろ逆だ。私の場... 2020.04.22 読ん読く
読ん読く 宝塚ファンの社会学―スターは劇場の外で作られる 本書は見つけるべくして見つけ、読むべくして読んだ本だ。妻とともに家の断捨離の一環として訪れたブックオフ。そこの書棚で本書は手まねきしていた。本書が扱うのは宝塚歌劇団が魅せる華やかな世界ではない。嫉妬に満ちた内幕の暗闘でもない。ましてや、ファ... 2020.04.16 読ん読く
読ん読く 府中三億円事件を計画・実行したのは私です。 メルカリというサービスがある。いわゆるフリマアプリだ。私が初めてメルカリを利用した時、購入したのが本書だ。本書はもともと、小説投稿サイト「小説家になろう」で800万PVを記録したという。そこで圧倒的な支持を得たからこそ、本書として出版された... 2020.04.12 読ん読く
読ん読く 本屋さんのダイアナ 本屋大賞にノミネートされた本書。図書館の本屋大賞の関連本コーナーに置いてあった。それで手に取った。本書はまた、直木賞の候補作でもある。それも納得できるほど、本書は面白かった。本書で重要なモチーフになっているのは『赤毛のアン』だ。あまりにも有... 2020.04.06 読ん読く
読ん読く 2分間ミステリ 私は子供の頃から、ミステリーを読んでいる。小学生の頃は、少年探偵団モノや、ルパンシリーズ、ホームズシリーズなどの他にも名作とされた世界の推理小説を読んだ。中学生になってからは赤川次郎氏の一連の作品や、西村京太郎氏の著作にもかなりお世話になっ... 2020.03.29 読ん読く
読ん読く 夢を売る男 著者がこれまたすごい本を出した。出版界をぶった切りまくっている。その迫力は凄まじいの一言に尽きる。本書は、筒井康隆氏の「大いなる助走」を思い出させる。「大いなる助走」は、文学賞をめぐる内幕を暴露して読書人に衝撃を与えた。選考委員を殺しまわる... 2020.03.25 読ん読く
読ん読く MとΣ 本書の表題作は芥川賞にノミネートされたそうだ。私は著者のことは知らなかったが、本書のタイトルに興味を持ち、手に取った。本書には三編が収められている。三編のどれも、着想が面白く、なおかつ使われている文章が巧みなことに惹かれる。私がラテンアメリ... 2020.03.24 読ん読く
読ん読く 中小企業の人材コストは国の助成金で払いなさい 弊社でも人を雇う。2019年の年始に決めた目標だった。その目標を成就させるため、数冊の本を読んだ。本書もそのうちの一冊だ。人材コストは、中小企業の経営者にとっては切実な問題だ。純粋な人件費だけでも負担になるのに、その上に社会保険の負担までも... 2020.03.23 読ん読く
読ん読く 生きるぼくら 著者の名前は最近よく目にする。おそらく今、乗りに乗っている作家の一人だからだろう。私は著者の作品を今まで読んだことがなく、知識がなかったので図書館で並ぶ著者の作品の中からタイトルだけで本書を手に取った。本書の内容は地方創生ものだ。都会で生活... 2020.03.12 読ん読く
読ん読く ノックス・マシン 本書のように、読み手の認識の上手を行く小説に出会うと興奮させられる。脳の使っていない領域が刺激されるからだろう。芥川賞作家の円城塔氏の作品を読んだ時にも似た感覚。本書は、推理小説の枠組みの中で読み手の認識を試しにかかることがなおさら興味深い... 2020.03.10 読ん読く