読ん読く 起業と倒産の失敗学 個人事業主として独立してから法人化を果たすまで、ほぼ独力でやってきた私。もちろん、完全に一人ではない。妻が経理をやってくれた時期もあったし、プロジェクトによってはパートナー企業や技術者と一緒にやってきた。だが、人を雇い、人を育てなければなら... 2024.10.20 読ん読く
読ん読く 暗夜行路 後編 前編のレビューで、私は、主人公、時任謙作の生き方に共感できないと、かなり悪しざまに書いた。私自身の苛立ちを解消するためにも、本書を読み直し、内容をさらに理解するように努めた。すると、また違った発見があった。例えば、吉原で謙作が悪友と遊蕩に耽... 2024.10.06 読ん読く
読ん読く 暗夜行路 前編 長年にわたって読んだ本のレビューを書いてきた。だが、本書、つまり暗夜行路のレビューでしばらく途絶えてしまっていた。理由は、私の忙しさがピークを迎えつつあるからだ。さらに、本書に対してのレビューを書く気がどうにも起きなかったからでもある。今の... 2024.10.06 読ん読く
読ん読く 「わがまま」がチームを強くする。 本書はCybozu Days 2020の会場で購入した。この会場において弊社は初めてCybozu Daysのスポンサーとしてブース出展を果たした。その出展の興奮も醒めぬうちに、最終日のギリギリでサイボウズ商店に駆け込んで本書を手に取ったのを... 2023.09.10 読ん読く
読ん読く 焼跡の二十面相 このところ、著者の描く作品の評価が上がっている。その著者の齢が90に届きかけているというのに。生涯作家であり続けるとの覚悟さえ感じられる著者の気迫は素晴らしいとしか言いようがない。私は著者の作品をかつて何冊か読んだことがある。赤川次郎氏の三... 2023.08.26 読ん読く
読ん読く 人魚の眠る家 本書はミステリというよりも、医学的なテーマについて考えさせられる小説だ。ここでいう医学的なテーマとは、脳死とは何か、果たして人間の意識とは何かを意味する。本書にはそれらのテーマが取り上げられている。人の意識とは何か。この問題に対して容易に答... 2023.08.15 読ん読く
読ん読く 神隠し 空港。私たち一般人が利用できる施設のうち、おそらくは最も高いセキュリティが敷かれている場所だろう。それはハイジャックのリスクがあるからだ。国際空港の場合は、出国と入国審査が必須なので、より高いセキュリティが求められる。怪しい人物を自由に出入... 2023.08.13 読ん読く
読ん読く 経済成長は不可能なのか 本書もまた、弊社で人を雇う直前に読んだ一冊だ。果たして経済成長は可能なのか。これは経営者にとって、とても悩ましい問いだ。会社を経営することは、一種の冒険に等しい。その大海原に漕ぎ出すためには、会社が依拠するプラットフォームを信じることが求め... 2023.08.04 読ん読く
読ん読く 大阪 - 大都市は国家を超えるか いまさら言うまでもなく、私の故郷は兵庫の西宮である。私の実家から一時間も自転車をこげば梅田。完全に大阪経済圏の中に組み込まれている。家から甲子園球場の場内アナウンスが聞こえる場所。私の人生の基盤は甲子園球場の近くで培われた。東京に転居し、一... 2023.05.07 読ん読く
読ん読く 今飲むべき最高のクラフトビール100 本書の編者であり、山仲間、飲み仲間である小宮さんから本書を献本いただいた。今、クラフトビールが盛り上がっている。マイクロブルワリーが続々と生まれ、世界中で多種多様なビールが世の飲兵衛を迷わせている。この盛り上がりは本当に嬉しい。一度はブーム... 2023.03.08 読ん読く