舞台を観、想いを致す

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VOICARION ⅩⅦ 〜スプーンの盾〜

私が舞台を見るのは約一年ぶりだ。昨年の冬、大阪の上本町で「VOICARION ⅩⅥ 大阪声歌舞伎 拾弐人目の服部半蔵」を観て以来。つまり、この一年間、VOICARION以外の舞台は全くみていなかった。メディアでも我が家でも某劇団に関する話題...
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VOICARION ⅩⅥ 大阪声歌舞伎 拾弐人目の服部半蔵

実は私が舞台を見るのは約三年四カ月ぶりだ。二〇一九年の夏以来。私が舞台から遠ざかったのは、コロナが世の中を席巻したことが理由ではない。私が舞台を見なくなった大きな理由は宝塚歌劇団にある。その理由は今までブログで度々書いてきたのでここでは省く...
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あさあさ新喜劇 「しみけんのミッションインポジティブ」

26、7年ぶりの吉本新喜劇。そらもうめっちゃおもろかった!ゲラゲラ笑って、夏の暑さを吹き飛ばす。これが関西のお笑いやねん! クーラーの効きが悪うてスンマヘン、と座長の清水けんじさんが謝ってはったけど、暑さも感じひんほど、笑った一日やった。も...
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エビータ

昨年、浅利慶太氏がお亡くなりになった。7/13のことだ。私は友人に誘われ、浅利慶太氏のお別れ会にも参列した。そこで配られた冊子には、浅利慶太氏の経歴と、劇団の旗揚げに際して浅利氏が筆をとった演劇論が載っていた。既存の演劇界に挑戦するかのよう...
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二人静 第四回 金春流能楽師中村昌弘の会

能を最後に観たのはいつのことだろう。まったく覚えていない。そもそも私は能を観たことがあるのかすら自信がない。たしか学生時代に授業の一環で鑑賞した気がするのだが。それぐらい今の私は能の初心者だ。もちろん、国立能楽堂を訪れるのは今回が初めて。こ...
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蘭RAN~緒方洪庵 浪華の事件帳~

四天王寺に大坂天満宮、天満橋に高麗橋。役者のほとんどは大阪弁を操り、上方ではおなじみの三度ツッコミも見られる。そんな大坂テイストにあふれた演劇を東京の、それも銀座で観る。なんという幸せだろうか。しかも本作は私にとって初めての松竹新喜劇なのだ...
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ドクトル・ジバゴ

「国が生まれ変わるというなら、新たな生き方を見つけるまでだ!」本作は、私にとって初めて観るロシアを舞台とした作品だ。ロシア文学といえば、人類の文学史で高峰の一つとして挙げられる。ロシア文学から生み出された諸作品の高みは、今もなお名声を保ち続...
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ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール/SUPER VOYAGER!

事前に本作を観ていた妻子から言われていたこと。それは「ロベピッピはパパも気に入ると思うよ」だった。なぜ本作をロベピッピと呼ぶのかはさておき、パパ向きの作品と太鼓判を押されていた本作。確かにおっしゃる通り見応えある作品だった。本作の何がよかっ...
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ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA

本作は、私にとって初めて独りだけで観た舞台だ。独りだけで観劇することになった事情はここでは書かない。ただ、私の妻子は事前に本作をみていた。そして妻子の評価によると本作は芳しくないようだ。むしろ下向きの評価だったと言ってよいくらいの。そんな訳...
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極上コントLIVE

本作、とにかく笑わせてもらった。極上コントLIVEと名乗るだけのことはある。なにがいいって、ナマの活き活きとしたオオサカンな笑いを間近で観られたことだ。本作はお笑いを忘れていた私に笑いを思い出させてくれた。私はこう見えてもオオサカンな人だ。...