映画を観、思いを致す

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Winny

本作を観て、映画館のエンドロールで涙が出そうになった。とても素晴らしい映画だった。すべての技術者に見てほしいと思えた。今までに私はいろいろな映画を観てきた。それらの映画のいくつかは私をとても感動させてくれた。だが、本作から受けた印象はまた違...
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ヒトラーのための虐殺会議

恐ろしいホラー映画を観終わった後の気分だ。本作からは悲鳴や金切り声が一切聞こえない。もちろん、流血や死体すらまったく登場しない。それなのに、なぜこれほどまでに恐ろしさを感じるのだろうか。その理由は、この映画で描かれる情景があまりにも普通だか...
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AVATAR ウェイ・オブ・ウォーター

13年ぶりに公開された「AVATAR」の続編である「AVATAR:ウェイ・オブ・ウォーター」。それをIMAXの巨大スクリーンで見た人のうち、前作を見たこともなく、内容すら知らなかった人はどのぐらいいたのだろう。実は私がその一人である。ついで...
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トップガン マーヴェリック

本作は見に行こうと決めていたので、一カ月ほど前にAmazon Primeで前作を見直した。中学生の頃はレンタルやテレビ放映で何度も見た前作だが、前に見てからおそらく三十年はたっているはずだ。前作のサントラはカセットテープでも持っているし(私...
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信虎

友人に誘われて観劇した本作。正直に言うと武田信虎の生涯のどこを描くのか、上映が始まる前は全く見当が付かなかった。そのため、私の中で期待度は薄かった。ところが本作はなかなか見どころがあり面白かった。本作が描いた信虎の生涯。私はてっきり、嫡子の...
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~

本作を映画館で見られてよかった。心底そう思った。もともと聴覚に関心があった私は、本作に対してもほのかにアンテナを張っていた。昨日になって上映がまもなく終わると知り、慌てて劇場に行くことに決めた。もし間に合わずにテレビやパソコンで見たら、本作...
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007 NO TIME TO DIE

本作は見る前からさまざまな情報が飛び交っていた。ここ十数年のジェームズ・ボンド役としておなじみだったダニエル・クレイグが、本作でジェームズ・ボンド役から勇退すること。悪役にBohemian Rhapsodyでフレディー・マーキュリーを演じた...
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神在月のこども

実は本作の存在を知ったのは、劇場に入る数時間前のことだ。それまで、本作を見に行く予定どころか、映画館に行くつもりすらなかった。ぶっつけ本番で見た本作だが、とても面白かった。それは、旅が好きで神社によく参拝する私の嗜好に合っていたからだと思う...
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アウシュヴィッツ・レポート

衝撃の一作だ。私がアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の恐るべき実態を描いた映画を観るのは『シンドラーのリスト』以来だ。人を能率的に殺すためだけに作られた収容所。労働に耐えうるものと殺されるものがいとも簡単に選別され、殺されるものは即座に...
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この世界に残されて

年末に訪れた白河のアウシュヴィッツ平和博物館。本作品を知ったのはその時だ。本作品のチラシが受付に置かれていて、持ち帰らせてもらった。チラシが置かれているからには、本作品がホロコーストを題材にしていることは明らかだ。では、その悲劇が本作品では...