2019-09

読ん読く

星籠の海 下

上巻で広げるだけ広げた風呂敷。そもそも本書が追っている謎は何なのか。読者は謎を抱えたまま、下巻へ手を伸ばす。果たして下巻では謎が明かされるカタルシスを得られるのだろうか。下巻ではさすがにこれ以上謎は広がらないはず。と、思いきや、事件はますま...
読ん読く

星籠の海 上

本書は映画化されるまで存在に気付かなかった。映画の番宣で存在をしったので。かつてのように推理小説の状況をリアルタイムでウォッチする暇もない最近の私。推理小説の状況を知るのは年末恒例の「このミステリがすごい」を待ってからという状態だ。本書が『...
アクアビット航海記

アクアビット航海記 vol.11〜起業のデメリットを考える その5

p.box_intro{ background-color: #E5F6FB; padding: 1em; margin: 1.5em 0; border: 1px solid #BFE8F5; border-radius: 4px; -w...
読ん読く

手術がわかる本

本書は、紹介してもらわなければ一生読まずに終わったかもしれない。人体に施す代表的な73の手術をイラスト付きで紹介した本。貸してくださったのはマニュアル作りのプロフェッショナル、情報親方ことPolaris Infotech社の東野さんだ。なぜ...
読ん読く

カエルの楽園

40も半ばになって、いまだに理想主義な部分をひきずっている私。そんな私が、SEALD'sや反安倍首相の運動を繰り広げる左派の人々に共感できない理由。それは現実からあまりに遊離した彼らの主張にある。それは、私が大人になり、社会にもまれる中で理...
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イカの心を探る 知の世界に生きる海の霊長類

ここ四、五年ほど、イカに魅了されている。イカの泳ぐ姿や水中でホバリングする姿。なんと美しいのだろうか。体の両脇にあるヒレはどこまでも優雅。波打つように動かし、自由自在に海中を動く。その優美な姿や白く輝く体には惚れ惚れするばかりだ。水族館に行...
kintone Café

kintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました

8/30にkintone Café 東京 Vol.8 @多摩を開催しました。公式の開催報告はしかるべき場所に書かせていただきました。(こちら)ツイートのまとめサイトも作成させていただきました。(こちら)なので、ここでは代表である私が登壇の際...
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長崎原爆記 被爆医師の証言

夏真っ盛りの時期に戦争や昭和について書かれた本を読む。それが私の恒例行事だ。今まで、さまざまな戦争や歴史に関する本を読んできた。被爆体験も含めて。戦争の悲惨さを反省するのに、被爆体験は欠かせない。何人もの体験が編まれ、そして出版されてきた。...
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ヘンな論文

研究とは本来、何をしても自由な営みのはず。夏休みの自由研究のように。ところが、庶民からみるとそうは思えないフシがある。手続きと形式。前例と引用。それらが積み重なると、おいそれと門外漢が首を突っ込めなくなる世界が出来上がる。そして、本来は自由...