2019-09

まとめ

2019年9月のまとめ(個人)

公私の「私」 ●家族とのふれあい § 総括 今月は、家族のあり方に変化がありました。先々月の台湾旅行で一区切りがついたのかもしれません。その変化をある人は娘を持つ父の宿命というでしょうし、ある人は中年の危機とも呼ぶでしょう。そもそも子という...
アクアビット航海記

アクアビット航海記 vol.12〜航海記 その1

p.box_intro{ background-color: #E5F6FB; padding: 1em; margin: 1.5em 0; border: 1px solid #BFE8F5; border-radius: 4px; -w...
読ん読く

社会的な身体~振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

最近の私は社会学にも関心を持っている。人はどのように社会と接して行くべきか。その知見は人として、夫として、親として、経営者として欠かせない。もう一つ私が関心を持っていることがある。それこそが本書のテーマだ。技術が生み出したメディアは人にどう...
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戦国姫物語 城を支えた女たち

ここ数年、城を攻める趣味が復活している。若い頃はよく各地の城を訪れていた私。だが、上京してからは家庭や仕事のことで手一杯。城巡りを含め、個人的な趣味に使う時間はとれなかった。ここにきて、そうした趣味が復活しつつある。それも誘ってくれた友人た...
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小栗上野介 忘れられた悲劇の幕臣

歴史が好きな私だが、小栗上野介はあまりマークしていなかった。幕末の日本を動かしたキーマンの一人であるはずなのに。勝てば官軍の逆を行き、負けた幕軍の中で歴史に埋もれてしまった人物。小栗上野介が世間で脚光をあびる事はなく、せいぜい、赤城山に徳川...
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珠玉

本書は著者にとって絶筆となった作品だ。すでに病に体を蝕まれていた著者。本書は大手術の後、病み上がりの時期に書かれたという。そして本書を脱稿してすぐ、再度の発作で亡くなったという。そんな時期に発表された本書には回想の趣が強い。著者の人生を彩っ...
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時が滲む朝

日本語を母語としない著者が芥川賞を受賞するのは初めてのことらしい。そのためか、本書には「ん?」と感じる表現が散見される。そうした表現は日本語の文章ではあまり見られない。それは中国で生まれ育った著者が、生まれながらにして日本語を使いこなしてい...
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水の女

本書の著者である中上健次氏。その中上健次氏を取り上げたのが高山文彦氏の『エレクトラ』だ。中上健次氏の生い立ちから作家としてのデビュー、そして死ぬまでを濃密に描き切った傑作評伝だ。かつて私は、中上健次氏の『枯木灘』を読んだ。だが、それから20...
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ふくわらい

『サラバ!』が余りにも面白かったので、著者の本をすぐに借りてきた。サラバ! 上 レビュー。サラバ! 下 レビュー。本書は『サラバ!』で直木賞を受賞する前に、直木賞候補になった作品だ。『サラバ!』が私とほぼ同じ世代の大阪を描いていたため、本書...
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バベル九朔

著者の作品の魅力とは、異世界をうまく日常に溶け込ませることにある。しかも異世界と現実をつなぐ扉を奇想天外で、かつ映像に映えるような形で設定するのがうまい。関西の三都、そして奈良や滋賀を舞台とした一連の著者の作品は、どこも私の良く知る場所なだ...