読ん読く 完盗オンサイト 本書もこのところ読んできた江戸川乱歩賞受賞作の一つだ。江戸川乱歩賞の受賞作は、作風や構成がバラエティに富んでいる。応募作も推理作家の登竜門であるため、力が入った作品が多い。粗削りだが、魅力もあるのだ。本書もその一つ。皇居に忍び込み徳川家光公... 2018.08.11 読ん読く
読ん読く 脱限界集落株式会社 前作を読んでから一カ月もしないうちに続編を読む。私にとって珍しいことだ。本書はちょうど1カ月前に読んだ『限界集落株式会社』の続編にあたる。もともと、私はシリーズ物は一気に読まずにはいられないたちだ。だが、シリーズ物を一気に読むことはそうはで... 2018.08.10 読ん読く
読ん読く カデナ We haven't had that spirit here since 1969一九六九年以来、その精神はここにはありません。本書冒頭の扉にはイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のあまりにも有名な一節が掲げられている。「ホテル・カリフ... 2018.08.09 読ん読く
読ん読く 至福の本格焼酎 極楽の泡盛 沖縄旅行から帰って来て、沖縄に関する本を連続して読んでいる。本書は三冊目。歴史、出身者のルーツ、ときて本書。どちらかといえば硬派な本が続く。だが、本書は焼酎と泡盛についての本。少し柔らかい。今回の沖縄旅行で、車を借りて最初に訪れたのが忠孝酒... 2018.08.08 読ん読く
読ん読く 母なる海から日本を読み解く 「はじめに」で著者が言っている。本書は極めて内面的な本だと。実際そのとおりだった。著者の母は沖縄久米島の出身だという。沖縄戦で命からがらの目に遭い、上京して東京出身の方と結婚した。そして生まれたのが著者だ。著者は成長期を通じてさいたま市で育... 2018.08.05 読ん読く
読ん読く 本音で語る沖縄史 本書を読み始める前日までの2日間、沖縄を旅していた。私が沖縄から得たかったのは海での休息ではない。それよりもむしろ、沖縄の歴史や文化からの学びだ。そのために私が訪れた主な場所は以下のとおり。泡盛酒造所。旧海軍司令部壕。平和祈念資料館。斎場御... 2018.08.04 読ん読く
読ん読く 鈴木ごっこ 本書は、お客様が入居するオフィスビルの共用スペースに置いてあった。ちょうどその時、帰りに読む本を持ち合わせていなかったのでお借りした。そんなわけで、本書についても著者についても全く知識がなかった。なんとなくタイトルに惹かれたのと、読むのにち... 2018.08.01 読ん読く