2016-04

読ん読く

ひとり日和

本書はどこにでもいそうな平凡な女の子、知寿の日常を描いている。本書を読んでいても、筋に大きな流れや起伏は出てこない。筋だけを追うと、本書からは平板な物語という感想しか出てこないかも。でも、なんだかほっとする物語だ。人と上手く関係を持てない女...
物申す

プログレッシブ・ポップの偉大さ

今朝のプリンス死去の報にはやはり驚きました。このところ、デヴィッド・ボウイにはじまり、グレン・フライ、モーリス・ホワイト、キース・エマーソンと、70-80年代の洋楽好きにとっては残念なお知らせが続いています。人はいつかは死ぬ。という事がわか...
読ん読く

ナミヤ雑貨店の奇蹟

帯に「一か八かの大勝負でした」との著者の言葉が記されている。大げさに思うかもしれないが、本書の難易度からすると、決して誇張した言葉ではない。難易度といっても、内容が読者にとって難しいわけではない。難しいのはむしろ書き方だ。筋を破綻させずに辻...
読ん読く

地震に備える仕事と生活

熊本で大きな地震がありました。奇しくも兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)と同じマグニチュードだったそうですね。断層を震源とした都市直下型としても同じ構造のように思えます。当時、兵庫県南部地震で被災した者としては、今回の地震には思うところが多...
読ん読く

日本百名山

レジャーに行くなら山と海どっち? よく聞かれる話題だ。しかし、この話題に軽々しく応えてはならない。なぜか。場合によっては、この答えがプライベート上の付き合いを左右しかねないからだ。大抵、このような質問をする方はどちらかの嗜好に偏っていること...
読ん読く

ウイスキーは日本の酒である

山崎蒸留所を独り訪問したのは、平成27年4月末のこと。高校時代の友人たちとの再会を前にし、僅かな合間を縫っての見学だったが、貴重な時間を過ごすことができた。山崎の駅に降り立った私。駅鉄と称して駅のそこらを撮りまくっていた。と、私の視線が窓口...
kintone Café

kintone Café 埼玉 vol.1を終えて

4/2にkintone Café 埼玉 vol.1が開催されました。15名の参加者をお迎えし、なかなかに盛り上がりを見せたCaféとなりました。初回にしては上々の出来ではなかったかと思います。vol.1の開催概要はdoorkeeperに記載...
読ん読く

阪神・淡路大震災から20年 私のたたかい

本書は阪神淡路大震災の被災者による手記です。昨年、2015年は兵庫県南部地震が起きて20年。各地で追悼イベントがありました。私自身、被災者です。20年目を迎えた1/17にはblogもアップしました。そこで、私なりに20年の区切りを付けたつも...