2016-01

読ん読く

雲の階段 (下)

下巻は、いよいよ主人公が島での偽医者を辞め、大病院の婿かつ後継者としての日々に突入する。心の疚しさを抱えながらも、流されるように既成事実は積み上げられていく。真実を告白しようとするも、勢いにのまれ、機会を逸してばかりの日々。病に倒れ、医者と...
読ん読く

雲の階段 (上)

著者の本を読むのは久しぶり。ふと著者の長編が読みたくなりブックオフで購入した。著者が医者であることは有名だが、その視点で書かれた医療の現場を描いた物語が読みたい、という訳で本書に白羽の矢が立った。主人公は伊豆諸島の島に流れ着き、島に一軒しか...
物申す

つぶやきはビジネスになり得ないのか

文字制限を140字から10000文字へ。Twitter社がこのような仕様変更を計画していることが各種ニュースサイトで報じられています。それについては、すでに反対意見もいくつか挙がっているようです。私の意見も反対です。もし文字制限撤廃が事実と...
読ん読く

光る壁画

私はテレビの二時間ドラマは滅多に観ない。そもそもテレビ自体をほとんど観ないのはこのブログでも何度か書いた通り。私が二時間ドラマを観るとすれば、何らかの理由がある場合だけだ。例えば友人が出演している、その内容に強い興味があるなど。本書をドラマ...
読ん読く

闇の傀儡師 下

下巻は、津留を救い出すため、源次郎が敵の拠点を探リ当てる場面から始まる。都留の居場所に当りを付けた後、実家を訪ねる。武士を捨てて筆耕稼業をはじめる前、廃嫡を望んで縁を切ったはずの実家。そこを訪ねた源次郎は、津留を救い出すために後顧の憂いを振...
読ん読く

闇の傀儡師 上

本書は、友人に貸してもらった一冊である。貸してくれた友人によれば、本書は、伝奇小説の性格が強いのだという。著者は時代小説の分野における巨匠として知られている。しかし実は私、著者の作品をほとんど読んだことがない。ひょっとしたら本書が初めてかも...
kintone エバンジェリスト

2016年の抱負

晦日にアップした投稿にも書かせて頂きましたが、昨年度は皆さま色々と有難うございました。今年も引き続き、よろしくお願いいたします。昨年の流れをさらに加速するべく、努力を惜しまず進みたいと思っております。今年の抱負としては、胸の中で様々に温めて...