読ん読く 漁船「第五福龍丸」―それは世界史を動かした 2014年。映画「ゴジラ」が封切られたのは1954年11月だから、60年目の節目にあたる。その節目を飾るようにハリウッドでリメイクされ、渡辺謙さんが主要キャストに名を連ねたことも記憶に新しい。日本の特撮映画、いや、映画史に残る作品といっても... 2015.02.28 読ん読く
読ん読く 怪談―不思議なことの物語と研究 このところ、右傾化していると言われる日本。そのとおりなのかもしれない。今になって気づいたかのように、日本人が日本の良さを語る。とはいえ、従来から日本の良さを語る日本人が皆無だったわけではない。要はこのところの国勢の衰えに危機感を持った方が増... 2015.02.22 読ん読く
読ん読く プラチナデータ ビッグデータ。ここ数年、IT業界で話題に上ることの多いキーワードである。どういうデータなのか?一言で表すと、個人の購買、行動履歴を含んだ大量のデータ、とでも言えばよいか。ビッグデータを分析することで、マクロ・マイクロを含めた経済動向や、消費... 2015.02.21 読ん読く
読ん読く ビッグ・ドライバー 先日紹介した1922のレビューで、本書は、4つの中編を編んだ「Full Dark, No Stars」のうち、「1922」と「公正な取引」の2編を文庫化したものである、と書いた。残りの2編が納められているのが本書である。1922のレビューに... 2015.02.20 読ん読く
読ん読く 有頂天家族 京都には、あやかしのモノが似合う。江戸にみやこの座を貸し出したとはいえ、千年以上みやことして栄えた京都。平安の御代から偸盗が跳梁し、あやしのモノどもが跋扈した街。あまたの戦乱に耐え、今に碁盤の目を伝える街。今に至ってもなお、愛想良い笑顔の陰... 2015.02.20 読ん読く
読ん読く 被災地の本当の話をしよう 陸前高田市長が綴るあの日とこれから 最初に断っておくと、私には東日本大震災について語れる何物もない。知識も資格も。あれから4年の歳月が経とうとしているが、発生後、東北には一度も行けていない。いや、一度だけ行ったことがある。それは一昨年の夏、地震発生から二年半後のこと。家族でい... 2015.02.17 読ん読く
読ん読く ジェノサイド 冒険小説の黄金作再び!本作の登場を歓迎する!80~90年代、我が国の冒険小説は実に豊潤であった。私も船戸与一氏や、逢坂剛氏、谷甲州氏、北方謙三氏、志水辰夫氏、佐々木譲氏などの作品群を良く読んだものである。以来四半世紀が過ぎ、その時々で秀作に... 2015.02.15 読ん読く
読ん読く 黒田官兵衛・長政の野望 もう一つの関ヶ原 昨年の大河ドラマは軍師官兵衛であった。私も放映開始直前の秋、姫路城を訪問し、大修理中の天守閣を見学できる「天空の白鷺」から間近で天守を眺めることができた。街中に官兵衛の幟がはためき、姫路の街は官兵衛景気に沸いていた。しかし、昨年一年間、とう... 2015.02.11 読ん読く
物申す 中東国家と日本の関係をエネルギーの観点から考える ISISの残虐な所業から時間が経ち、議論が百出しています。 後藤さんの行動に対する失礼極まりない誹謗中傷から、ジャーナリズムの有り方についての意見まで。安部首相の行動から、外交の問題や自己責任論に踏み込む意見まで。読むに耐えない意見も多い中... 2015.02.11 物申す
読ん読く ネジ式ザゼツキー 著者の幾多の名作の中に眩暈という作品がある。記憶を無くした男の語る異世界に迷い込んだかのようなエピソード。彼はいつどこで何をしでかし、何故に記憶を喪ったのか。一見無節操に見えるそれらのエピソードから、地球上のとある場所で起こった事件を御手洗... 2015.02.10 読ん読く