2012-02

読ん読く

シベリア抑留―未完の悲劇

会ったことはないけれど、妻の祖父はシベリア抑留の経験者だという。話によれば、おちゃめなところもありながら、内面は強い人だったとか。普通の人なら痛みに耐えられない症状にも関わらず、癌で亡くなる少し前まで仕事を続けていたという。その人となりは妻...
読ん読く

私の中でも読み通すのに苦戦した本の一つとして思い出されるであろう本書。あまりこういう言い方はしたくないけれど、訳に問題があるように思えてならない。最初はこういう特異な文体を持つ著者なのかとも思ったが、どうにも読み進めにくい。設定や話の進め方...